我ら夫婦も、いつかは
大阪・妻死亡 高齢夫婦心中図る? 男性の首にひも
◇寝たきりの男性を妻が介護 男性、命に別条なし
3日午後6時半ごろ、大阪府茨木市平田2の無職男性(82)方の寝室で、男性が首にひもが巻かれた状態で倒れ、室内で男性の妻(77)が首をつっているのを訪ねた長女が見つけた。妻は既に死亡しており、男性は救急搬送されたが命に別条はないという。毎日新聞2017年7月4日
現代人は事実を好むが、
事実に伴なう情操は
切り捨てる習慣である。
切り捨てなければならないほど
世間が切迫しているのだから
しかたがない。
その証拠には
新聞を見るとわかる。
新聞の社会記事は
十の九まで悲劇である。
けれども我々はこの悲劇を
悲劇として味わう余裕がない。
ただ事実の報道として
読むだけである。
夏目漱石の[三四郎]の一節ですが、
[三四郎]が書かれて、100年以上は立っているでしょうが・・・。
3年ほど前のニューズでも同じような事を感じました。
3年後にはもっと身につまされるのでしょうか・・・。
引用出典
青空文庫
http://www.aozora.gr.jp/cards/000148/files/794_14946.html
2017-07-04 08:39
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0